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先日のNHK大河ドラマ「八重の桜」で会津藩の松平容保が京都守護職を受け、1000人の兵士とともに本営として入ったのが金戒光明寺だ、という話がありました。でもって、ここは法然上人が比叡山の黒谷での修行後、山を下りて草庵を結んだ地だというじゃないですか。私は浄土宗と言えば知恩院と思っていましたが、ここも浄土宗大本山。これは行ってみなければ、と行ってきました。
JR京都駅から5番のバスに乗って天王町東バス停へ。 京都駅から40分くらいか。でも、車が混んでると50分1時間とかかりそう。 これはバス停から少し南の天王町交差点。こんなふうに東側は東山がごく近い。 この交差点を西に向かいます。 岡崎神社があります。 平安京のできた時、794年に造られた4つの神社のひとつとのことです。 ここ、岡崎神社のすぐ西側の路地だったかな? こんな看板があります。 ここを北に向かって坂道を登って行きます。 こんな門もありますが、その先にはまだ民家みたいなのもあり。 阿弥陀堂。 一番古い建物だとか。 道場に並んでいるお坊さん。 なんか行事があったみたいで、ここから御影堂に並んで歩いていってはりました。 御影堂。 要するに本堂か。 非公開文化財特別公開ってのをやってました。 3月18日まで。 この看板の虎の絵のふすま、なかなか面白い。ふすまをしめた時と開けた時で頭数が変わる。 それから展示品の中には当時の銃弾とか、四斤砲弾とかもありました。四斤砲弾は、会津戦争のさい、山本八重が、実際に打ち込まれた砲弾を分解しながら松平容保に説明した、ってやつですね。意外に小さかったです。 御影堂にやって来たお坊さんたち。 みなさんで南無阿弥陀仏を唱えてて、なかなか良かったです。 一番高いところ(?)にある三重の塔。 1633年に徳川秀忠の菩提を弔うために建てられたそう。 徳川家と由緒の深いお寺なんですね。 だからこそ会津の本営にもなったわけだな。 三重の塔のところから西に京の街を見下ろす。 こういう高いところから見はっていて事あれば出陣する、という感じかな。 尾根づたいに奥に行くと会津墓地があります。 会津墓地の前の西雲院。 この中に紫雲石があります。 法然上人が黒谷から下りて、この石に腰を下ろし念仏を唱えていると紫の雲がたなびき光明が差した、という伝説があります。 1175年のことですね。 平清盛がまだ生きていて力を持っていた頃。 1177年が鹿ケ谷の陰謀ですから。 まあ伝説は伝説として、とにかくここに草庵を結びはったのでしょう。 これが紫雲石。 まあ言えば、当時の立派な大組織を抜け、一人で布教を始めはった。 立派な建物から、きっと掘っ立て小屋、いや小屋と言えるようなものだったのかどうか・・・ そういうところから始めはったんやろなあ、と感慨深かったです。 紫雲石の前には祭壇(仏壇か?)があります。 法然上人の絵の前に鏡が置いてあったのかな?私が写ってる。 でもって、こんなお堂の中。 なお、西雲院の玄関にはこんな木魚がありました。 光明寺は徳川と縁の深いお寺らしくこんな看板も。 江姫の供養塔のですね。 それから境内にこんな看板も。 三脚とか使われた日にゃ、じーーっと止まっていていろいろ妨げになるからだろうな。
by king1234stone
| 2013-02-20 23:32
| 散歩
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